説明
RUBICON GT ルビコンGT
ルビコンは、ロトグリップの中でもベンチマークに位置するボールで、内蔵されているランジャーコアは対称コアと非対称コアの中間に位置します。
ゲームの進行につれ変化するコンディションに対応するべく開発された製品です。
今回カバーストックにハイブリッドを採用したことによりレーン手前から中盤までは適度な摩擦で走り過ぎる事が無く、軸移動も早めでアーク状の曲がりが演出されます。
この製品のもう一つの特徴としてはMBディファレンシャルが0.011と早く、転がりが平均でボールのパフォーマンスがスムーズな分コントロール性が非常に高いのが特長です。
ピンアクションもバックエンドの動きの感じより弾きが良く10ピンにも良く絡むので安定性抜群のボールです。
ボール軌道イメージ
ボールテスト
テスター石原プロ ボール総合評価
ロトグリップの中でも非対称コアと対称コアの中間に位置するRUBICON シリーズです。
今回のGT はHYBRID 素材で全体的には大きな曲がりは少ないのですが、立上りが柔らかく早めな感じで非対称コアとは思えないような動きが演出されます。
ロトグリップの推奨するコントロール性においてはあまりレーンコンディションに左右されない製品です。
ここがポイント
ボール表面にMB(マスバイアス)表示が付いているボールへの印象は、「バックエンドが大きな動きをする」というものが多いなか、近代ボウリングでは非対称の優れたバックエンド効果と対称の優れたコントロール性というものが多くのボウラー認識です。
しかしながらレーン変化した時に変えるチョイスとして求められた時、極端な変化について行けない状況も多くあります。
ルビコンシリーズはその穴を埋めるべくボールの動き全てにおいて“適度”な感じが非常に投げ易さを感じさせ、多くのセンターコンディションに物凄く適合しているボールだと思います。