説明
DOMINATION ACE ドミネーション・エース
現在の非対称コアにはない、左右で比重が異なる材質を使用したドラム系コアが、回転軸に多大な影響をもたらします。
このコアはブレイクポイントからの曲がりが一定の角度で、継続性も高く、コントロール性能も非常に優れています。
今回レーン手前から中盤の動きを意識したNRG-2素材を使用し、直進性もありながらバックエンドでの曲がりがキレ過ぎないのが最大特徴。
レーンドライ部分においても過激な反応が無く、フレアも一定の間隔で転がり感があり、投げ易さが定評のカバーです。
パフォーマンス的には非対称コアと対称コアの中間に位置し、レーンコンディションを選ばずに投球できます。
ピンアクションが良く、確実にストライクを狙える製品です。
ボール軌道イメージ
ボールテスト
テスター石原プロ ボール総合評価
元祖ドラムコアのドミネーションですが、左右の比重を変えて作ったそのコア形状の動力は高く、回転数の少ない方にも一定の転がりでストロングアーク状の曲がりを演出します。
NRG2 との相性も良く、適度な直進性能を持ち幅広く使えます。
ここがポイント
現在いかに製造技術が進化したとは言え、異なる比重を持つコアを作る技術は実は進化はしていません。
今のボールに比べて製造工程が多くなることも原因ですが、比重を変える事で曲がりに大きな影響が与えられ、良く言えば「勝手に曲がる」ような効果が得られます。
軸方向がレーンドライ部分から明確になり、力強く一定方向の角度で曲がるので、ピンヒットしても負けず、当然ピンアクションも良くなります。
この考え方は今もボール設計の基本となっているので決して古い製品の印象はありません。
新旧の組合せで最新鋭のボールに仕上がっています。
資料
