説明
RUBICON UC3 ルビコンUC3
従来のウレタン素材は、摩擦係数を一定に保つように設計されています。
新素材Tour-ethaneを採用した「ルビコンUC3」は、オイル上での摩擦力を調整し、レーンドライ部分との摩擦差をつけることで、リアクティブ素材に近い動きとなっており、ウレタンボールからリアクティブボールに切り替えるタイミングで使用できます。
この新素材と、ランジャーコアの特徴である”一定の転がり”は相性が良く、緩やかな軸移動でフレア幅が狭いアーク状の曲がりを見せます。
また吸油率が低く、劣化しづらい素材なので、より長期間にわたっての使用が可能です。
ウレタンボールデビューに最適のボールです。
ボール軌道イメージ
ボールテスト
テスター石原プロ ボール総合評価
新素材ウレタンにパール配合の UC3 は、従来のウレタン製品と比べ手前が滑る感じですが、中盤からバックエンドにかけて適度な摩擦が生じるので安定感はあります。
バックエンドでの曲がり方は、ピンに寄るウレタン独特の感覚ですが、ピンアクションは改良されている印象で、良くピンが倒れました。
オイルの少ないレーンで活躍する事間違いなしでしょう。
ここがポイント
ウレタンボールは私自身試合で使う事は非常に少ないのですが、今回テストした印象では初めにウレタン素材と言われないとリアクティブの曲がらない版?と思える程、オイル上での直進性が良く、中盤からの転がりが継続性があるのでオイルがレーンの何処にあるのかが把握し易い印象でした。
当然レーン外目からのラインになりますが、一定的な曲がりと転がりがあるのでレーンの同じ箇所を何回も投げられる感じです。
ウレタンの特徴とリアクティブの中間にあたる感じがしますが、何故かピン飛びは良く、派手なピン飛びこそしませんが確実性がありました。