説明
PHAZE IV フェイズ 4
今回のPHAZEはレーン手前からバックエンドまでの直線的な走りが強調されていますが、レーン手前そして中盤と同じ転がり感を見せるので、パール素材の割にはドライ部分からの極端な反応が抑えられている感じました。
過度な反応が無いので走るボールの割には投げ易い仕様と言えますね。
内蔵されているVELOCITYコアは、マスターライン製品の中でも特に荒れたレーンコンディションや、あまりレーン幅を取りたくないボウラーに扱い易いと定評があります。
リーグ戦や大会では後半に威力を発揮するタイプのリアクションですので、アウトサイドボウラーやスピードが無いボウラーに最適な製品ですね。
ボール軌道イメージ
ボールテスト
テスター石原プロ ボール総合評価
カタログ製品として世界発売されるPHAZE 4は、べロシティーコアの特性が遺憾なく発揮されています。
レーン手前から中盤そしてバックエンドと転がり感に一貫性があり、一定の軌道を確保しながらピンに寄る曲がりが得られます。
高回転の方には非常に有効なボールと言えます。
ここがポイント
世界発売されるPHAZE 4 。今回R2 ベースにした事でレーン手前の直進性が良くなっていますが、べロシティーコア独特の早くそして一定の転がりが強調され、まさにカタログ品と言う印象を与える製品に仕上がっています。
クルーシャルに比べると、パールなのにバックエンドのキレが押さえられている印象でした。
テスト時もオイルの段差がある部分でも過激な反応は無かったので、回転数により印象が変わると思います。
適正コンディションですが、私のようなタイプの方にはミディアムドライをお薦めしますが、高回転の方はミディアムヘビーでも可能。万能性も高いボールですね。