説明
HYPERCELL FUSED ハイパーセル・フューズド
<ハイパーセル フューズド>は、米本国では2018年1月発売と同時に爆発的セールスを記録し、2月のPBAメジャートーナメントでも多くのプロが使用し好成績を上げていました。
カバーはオイルに程よく強い新素材[eTrax-H18]を搭載、[ニュークリアス]コアとの組合せではレーン中盤から後半にかけての強い転がりが効果的でストロングアーク状の曲りが得られます。
この回転維持性能は長きに渡り評価が高く、他のコアでは作りだせない程の高い水準を誇ります。
<ハイパーセル フューズド>はボウラ-タイプを選びません。
また、走りとキレの前作ピュアセルとの併用することで、さらに幅広いコンディションで活躍できる製品だと確信しています。
ボール軌道イメージ
ボールテスト
テスター石原プロ ボール総合評価
このHyper Cellシリーズは初代がオイルへの強さを誇り、二作目のSKIDは名前の通りに走りが出て、バックエンド幅も大きく曲りが出て中間的な存在でした。
今回のHyper Cell Fusedはレーン手前から転がりが出るのですが直進性が強く、薄いオイルでも使用可能でした。
もちろん使用しているNUCLEUSコアは一定な曲りが出るので投げ易い製品です。
ここがポイント
ハイブリッド素材の特長として転がり感のある直進性能があげられますが、滑る事で起こるブレークポイントのブレは結構致命的な失投に繋がります。
このブレを解消させるのが継続性のある転がりで、NUCLEUSコアは全体的に同一の転がりが得られるので為、ブレが少ない印象です。
今回は直進性能が強いのですが細かな軸移動(フレア)からくる曲りはアーク状で優しく、曲がる位置を合わせ易い事で夜のリーグ戦やミディアムになってからは最強です。