エレメント・ツアーA.I.コア

楕円を重ねた形状のデザインのエレメント・コアは、小さめの楕円をX軸の端に、最も幅広い楕円をY軸の中心に配置している。概念的には、クラックスやアブソリュートに取り入れられたキャビティ・デザインと反対であり、この為エレメントコアの動力は採用するレイアウトにより変化する。

デザインのコンセプトは、中心に最も大きな楕円を配置することでRG値を下げるというものだが、A.I.コアとの組み合わせが更にその効果を高め、ストームがこれまで作り上げた非対称デザインで最もRG値が低いコアが完成した。

非対称ウェイトブロックは通常、非対称を作り出す厚さの薄い部分が、Y軸に近くなっている。階段状の非対称は、その反対だ。最も幅の広い部分は通常非対称度を下げるY軸部分にあるが、このデザインは重なるそれぞれの楕円が、より小さくそして薄くなり、非対称を作っている。これによりドリラーは、PSAの近くにドリルすることで中間ディファレンシャルを大きく高めることが可能となる。

アイオンプロのデザインコンセプトは、トータル・ディファレンシャルを抑えたツアーレベルのボールを作ることだった。つまり、ピンデッキを通した持続性とミスへの許容性を高めながら、より長くライン上をプレーすることが可能となるのだ。

RG 2.47(15LBS)

ディファレンシャル　0.035(15LBS)

中間ディファレンシャル　0.014(15LBS)

フレアポテンシャル　Medium – High